コラム
2024/06/03
『資産運用のリスクとは?対策なども解説』
資産運用は「お金が増える」という良い面だけに注目する方がいます。
資産運用にはリスクもあります。
後悔しないためにはリスク対策が重要です。
資産運用の専門的な相談窓口が、資産運用のリスクやリスク対策について解説します。
■資産運用の主なリスク
株式や投資信託、債券などでご自身の資産を運用することには、次のようなリスクがあります。
事前にリスクについて知っておくこともリスク対策になります。
1.価格や為替の変動リスク
資産運用には投資した金融商品や為替などの価格が変動するリスクがあります。
たとえば、Aという株式に投資したとします。
株価は常に変動するため、投資したときは1株100円でしたが、翌日には90円に下がってしまいました。
株価の変動により1株あたり10円の損失が出た(資産が10円目減りした)計算になります。
資産運用ではこのように金融商品や為替などが変動するリスクがあります。
2.信用リスク
信用リスクとは、何らかの原因で「貸したお金が返ってこないリスク」のことです。
資産運用の金融商品には債券があります。
債券とは国や自治体、海外、会社などにお金を貸して利息を受け取る金融商品のことです。
債券は約束の日になったら貸した分のお金も返してもらえるところが特徴になります。
ただ、貸した先に破綻などの事情があると、お金を返してもらえません。
この貸したお金を返してもらえないリスクが信用リスクです。
3.流動性リスク
流動性リスクとは「換金しやすさ」のリスクです。
たとえば市場であまり取引されていない株式があったとします。
「誰かに売却して換金したい」と思っても、買ってくれる人が見つかりませんでした。
換金したいときに換金できなかったのです。
換金したいときに換金できない金融商品は、その分だけリスクが高いと言えます。
■資産運用のリスク対策
資産運用には信用リスクや流動性リスクなどがあります。
資産運用ではこれらのリスク対策をどうするかも考えなければいけません。
資産運用での代表的なリスク対策方法には「分散投資」があります。
分散投資とはさまざまな金融商品、地域、通貨などに資産を分散させるというリスク対策方法です。
ひとつの金融商品や通貨、地域などに資産を集中させてしまうと、その金融商品や地域、通貨に何かあったときに大きな影響を受けてしまいます。
たとえばAという株式に資産すべてを集中させてしまうと、A社が倒産したときに、一気に資産にダメージを受けるリスクがあるわけです。
資産を守るためにも、分散投資などでリスク対策することが重要になります。
■最後に
資産運用をはじめる際は、
・リスクがあること
・リスク対策には分散投資などがあること
を知っておくことが重要です。
リスクを知っておくだけでも対策しやすいと言えるでしょう。
ただ、資産運用のリスク対策は「ただ分散すればいい」というわけではありません。
資産運用の目的などに合わせて配分や分散先の金融商品などを検討する必要があります。
資産運用のことなら当窓口にお任せください。
資産運用のリスクから個別の対策方法まで、当窓口の知識と経験豊富なスタッフがしっかり説明とサポートを行います。
資産運用のことなら、専門的な窓口であるNISA資産運用相談室へご相談ください。
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