コラム
2024/01/09
『NISAの始め方は?口座開設の流れや新しいNISA口座への移行方法なども解説』
これからNISAを始めたいという方はどのような流れで口座開設すればいいのでしょう。
また、2024年から新しいNISAがスタートします。すでにNISAで資産運用している方は、新しいNISAをどのような流れで始めればいいのでしょうか。
この記事ではNISAの制度内容や始め方などを解説します。
■NISAとは?制度の概要や新旧の比較
NISAとは「株式や投資信託などの資産運用の利益が一定の枠内で非課税になる制度」です。
株式や投資信託などで資産運用すると、運用益に対して20%の税金がかかります。
運用益が1,000円だと、単純計算で200円が税金で差し引かれてしまうわけです。
しかし、NISA口座を利用して資産運用それば、枠内(口座内)の資産運用に関しては非課税になっています。
運用益である1,000円がそのままの金額で手元に残る仕組みです。
資産運用は老後の生活資金や特定の目的の資金準備などで行われることも少なくありません。
NISAを有効活用することにより、非課税で(税金分を引かれることなく)資産運用できます。
なお、現行のNISAは2024年に新しいNISAに切り替わります。
以降は現行のNISA(旧NISA)の口座開設などはできなくなります。
■NISAの始め方|口座開設の流れ
NISAを始めるときは、まずはNISA口座を開設しなければいけません。
NISA口座は1つしか作れません。NISA口座を開設し、その口座で資産運用するという流れになります。
具体的な始め方は次の通りです。
1.まずは口座開設したい金融機関を選ぶ
2.選んだ先の金融機関にNISAの口座を開設する
3.口座開設が完了したら、金融商品を選ぶ
4.金融商品の売買などNISA口座内で資産運用する
NISAの始め方の際は注意したいポイントが2つあります。
注意したいポイントのひとつ目は、証券会社や銀行によって扱っている金融商品が違っているという点です。
口座開設先の金融機関を選ぶ際は、扱っている金融機関をチェックして選ぶことがポイントになります。
NISAの始め方でもう一点注意したいのは、2023年までのNISA(旧NISA)についてです。
すでにNISAの口座を開設している方は、「2024年の新制度スタートでこの口座は使えなくなるのか」「2024年からの新しいNISAの口座を開設する必要があるのか」など、旧口座の扱いや手続きで悩むのではないでしょうか。
旧NISA口座を開設している場合は、新しいNISAの口座が自動的に開設される仕組みです。
旧NISAと新しいNISA口座は別枠の扱いで保有できます。
新しいNISA口座への移行手続きは特に必要ありません。
■最後に
NISAで資産運用を始める際は「始め方はどうすればいいの?」という疑問の他にも、
・これからNISAを始める場合は新しいNISAになるの?
・新しいNISAの始め方を知りたい
・新しいNISAの制度内容を知りたい
・新旧のNISAの比較を知りたい
・旧NISAを活用しているが、何かすべきことはあるか?
など、知りたいことが多く出てくるのではないでしょうか。
この他にも、「仮にNISAを始めるとして、金融商品選びはどうしよう」などのお悩みが出てくる可能性があります。
FIRE相談室は札幌市の資産運用に関する専門的な相談窓口です。
NISAや資産運用のことで分からないこと、困ったことがあれば、お気軽にFIRE相談室へご相談ください。
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