コラム
2024/03/12
『新NISAとは?2024年からはじまった新制度は旧制度と何が違う?』
新NISAは2024年1月からスタートした資産運用・資産形成のための制度です。
新NISAは旧制度をベースにしつつ、資産運用に使える枠などが見直されています。
新NISAとはどのような制度なのか、旧制度と比較しながら解説します。
■新NISAとは?旧制度との違い
新NISAとは2014年にスタートした旧制度をベースにした制度になります。
旧制度も資産運用・資産形成のための制度でしたが、新NISAは資産運用・資産形成に使える非課税枠がさらに増額されるなど、さらに使いやすいように見直しが行われました。
新NISAとは旧制度と次のような違いがあります。
・新NISAは旧制度と違っていつでも口座開設できる(旧制度の口座開設は2023年まで)
・非課税保有限度額が異なる(旧制度は一般NISAが600万円、つみたてNISAが800万円である。新NISAは1,800万円まで)
・新NISAではつみたてNISAの枠と一般NISAの枠が一本化されており、併用可能である(旧制度では一般NISAとつみたてNISAの併用は不可)
新NISAの枠は一般NISAとつみたてNISAの併用が可能になっているため、投資信託の積み立てをしながら株式投資をすることも可能です。
新NISAの方が旧制度より枠を柔軟に使えるようになりました。
ただ、新NISAの1,800万円の枠のうち成長投資枠は1,200万円までになっているので注意が必要です。
■新NISAとは?メリットや注意点
新NISAにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
メリットと注意点は次の通りです。
・新NISAのメリット
新NISAには必要なときに期限を気にせず口座開設して資産運用・資産形成に活用できるというメリットがあります。
また、旧制度と枠の考え方が変わったため、より柔軟かつ自由度の高い資産運用・投資・資産形成ができるというメリットもあります。
旧制度では「NISAを積極的に使いたいが、枠の自由度が低い」という不満点がありました。
2024年からはじまった新NISAでは、こういった不満点が解消され、使いやすくなったと言えるでしょう。
・新NISAの注意点
制度の仕組みや内容を理解していないと、資産運用・資産形成の際に有効活用できない可能性があります。
新NISAについての理解を深めた上で有効活用するためにも、専門的な窓口に相談することが注意点です。
新NISAとは旧制度より自由度の高くなった制度ですから、ご自身で考えて柔軟な資産運用・投資をする機会が増えると言えます。
旧制度を利用していた方も自由度の高さに迷ってしまう可能性があるため、同じく専門的な窓口にアドバイスを受けておくことをおすすめします。
■最後に
2024年からスタートした新NISAとは、旧制度の内容をブラッシュアップしさらに使いやすくした制度です。
新NISAは旧制度と比較して資産運用や投資、資産形成を柔軟にできるようになっています。
旧制度に対して「使いにくい」と感じていた方にもおすすめできる制度です。
資産運用や資産形成に興味を持っている方は、この機会に新NISAをはじめてみてはいかがでしょう。
また、旧制度を利用していた方は、あらためて有効活用の方法について考えてみてはいかがでしょう。
NISA資産運用相談室は新NISA・旧制度のご相談に特化した窓口です。
資産運用・資産形成・投資・新NISAの有効活用のことなら、お気軽にご相談ください。
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