『平均貯金額はいくら?20代~70代の貯金額を紹介』

コラム

2025/12/12

『平均貯金額はいくら?20代~70代の貯金額を紹介』

多くの方は「私と同じ年代の人はどのくらい貯金しているもの?」と気になるのではないでしょうか。

平均貯金額を知ることで、資産運用や老後資金の準備にも活かせます。

そこでこの記事では、年代ごとの平均貯金額をご紹介します。

 

■平均貯金額|30代や40代など年代ごと

 

20代~70代の方たちはどれくらい貯金しているものでしょう?

平均貯金額はそれぞれ次の通りです。

 

1.20代の平均貯金額

 

20代は大学を卒業した方が働きはじめる年代です。

 

仕事をスタートする年代ということもあり、平均貯金額はあまり多くありません。

20代で最も多いのは平均貯金額が100万円未満や200万円未満という方です。

 

平均貯金額は150万円になっています。

 

2.30代の平均貯金額

 

30代は仕事に慣れてきて、そろそろ結婚やマイホームの取得を考える年代です。

そんな30代の平均貯金額は600万円になっています。

 

なお、30代の方の場合「ほとんど貯金していなかったため、貯金は100万円未満」「20代から資産運用や貯金をはじめ、貯金は700万円以上」など、貯金事情にはかなりばらつきや個人差があります。

 

3.40代の平均貯金額

 

40代は子育てや仕事に忙しく、まさに働き盛りといった年代です。

住宅ローンの返済を続けているご家庭も少なくありません。

 

40代の平均貯金額は800万円ほどになっています。

 

4.50代の平均貯金額

 

50代もまだ子育てや仕事に忙しい年代です。

50代の平均貯金額は1,200万円くらいになっています。

 

ご自身で起業した方や資産運用を早くからはじめていた方の場合、貯金額が3,000万円を超えていることもあります。

 

5.60代の平均貯金額

 

60代の平均貯金額は1,800万円です。

 

50代と比較すると一気に平均貯金額が増えていますが、これには理由があります。

60代は会社を退職する年代です。

退職金が入ってくることから、一気に平均貯金額が増えているわけです。

 

ただ、60代の個人/世帯の3割は1,000万円に満たない貯金額になっています。

また、60代世帯全体の2割ほどは貯金額が3,000万円を超えています。

 

6.70代の平均貯金額

 

70代の平均貯金額は約1,680万円になっています。

60代の平均貯金額と比較すると、70代の平均貯金額はやや少なくなっていることが分かります。

 

70代になると今までの貯金を老後の生活費として切り崩すことも少なくありません。

そのため、退職金が入ってくる60代と比較すると、平均貯金額が少なくなっているわけです。

 

■貯金できない!資産運用が分からないと悩んでいるなら?

 

平均貯金額を見ると、つい「自分の貯金額、少ない?」と不安になるかもしれません。

人によって貯金や資産運用への考え方が異なる他、生活事情も違います。

貯金や資産運用については平均を参考にするより、ご自身の事情に合わせて計画を立てていくことが重要です。

 

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