コラム
2025/08/12
『新NISAは銀行と証券会社どっちがおすすめ?違いとは?』
新NISAでの資産運用は銀行や証券会社でできます。
新NISAをはじめる先を選ぶための参考として「証券会社と銀行の違い」について解説します。
■新NISA(少額投資非課税制度)とは?
銀行や証券会社の違いについて説明する前に、まずは新NISAについて簡単に説明します。
新NISA(少額投資非課税制度)とは「制度で定められた枠内での投資・資産運用が非課税になる制度」です。
通常、株式や投資信託、債券などの資産運用には税金がかかります。
しかし、新NISAの枠内で行った投資・資産運用に関しては非課税になっています。
税金分を取られない(非課税になっている)ことから、新NISAを利用することでお得に資産運用できるわけです。
■銀行と証券会社の違いとは?
新NISAをはじめるときは、金融機関にNISA口座を開設します。
まずは口座開設手続きをして、それから開設した口座内で投資・資産運用するという流れです。
新NISAで注意したいのは「口座開設できるのは1金融機関、1口座のみ」という点になります。
口座開設できる金融機関は銀行や証券会社です。
新NISAの口座開設したいときは、銀行や証券会社の違いを踏まえ、さらに「どの証券会社(銀行)にするか」を決めなければいけません。
銀行と証券会社には次のような違いがあります。
・銀行の主な業務は預金や融資だが、証券会社は株式や投資信託などの金融商品の扱いである
・銀行は株式を扱っていないが、証券会社は扱っているという違いがある
・銀行と証券会社を比較すると、証券会社の方が扱っている金融商品の種類が豊富という違いがある
■新NISAなら銀行と証券会社どっち?
新NISAの口座開設先の違いを踏まえた上で、銀行と証券会社のどちらがおすすめなのでしょう。
新NISAの口座開設先としては、基本的に証券会社がおすすめです。
なぜ証券会社がおすすめかというと、それは銀行と証券会社の「業務内容の違い」や「取り扱い金融商品の違い」が理由です。
銀行のメインの業務はすでにお話ししたように預金や融資になっています。
対して証券会社は投資・資産運用のための金融商品の取り扱いがメインの業務です。
新NISAは口座内で行う投資・資産運用が非課税になる制度ですから、投資・資産運用・金融商品の取り扱いに特化している証券会社の方がおすすめだと言えるでしょう。
また、銀行と証券会社では取り扱い金融商品の種類がかなり違っています。
証券会社では株式を扱っているという銀行との違いがある他、投資信託なども基本的に証券会社の方が種類豊富です。
種類豊富な中から金融商品を選べるからこそ、銀行より証券会社がおすすめです。
■新NISAなど資産運用をはじめるなら?|最後に
新NISAでは、
・銀行と証券会社のどちらを選ぶか
・仮に証券会社を選ぶとして、どの証券会社にするか
が問題です。
さらに、証券会社・銀行を選んだ後に「どのような資産運用をするか」「どの金融商品を選ぶか」という問題もあります。
新NISAで投資・資産運用をするにしても考えることがたくさんあります。
こうした「決めなければならないこと」「考えるべきこと」については、専門的な窓口に相談するとスムーズです。
新NISAでの投資・資産運用をはじめるなら、専門的な窓口であるNISA資産運用相談室にご相談ください。
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